地方消費税の計算方法
地方消費税とは?
地方消費税とは、地方分権の推進、地域福祉の充実等のため、地方税源の充実を図るための地方税(道府県税)です
地方消費税の課税対象・納税義務者・課税標準
地方消費税の課税対象は、
- 国内取引(譲渡割)では、「事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡、貸付け及び役務の提供
- 輸入取引(賃物割)では、保税地域から引き取られる外国貨物
になります。
また、納税義務者は、消費税の納税義務者であり、国税と同じです。
課税標準は、
- 国内取引(譲渡割)では、課税標準額に対する消費税額から課税仕入れ等に係る消費税額等を控除した後の納付すべき消費税額になります。
- 輸入取引(賃物割)では、保税地域からの課税貨物の引取りに課される消費税額です。
国税の消費税は、税抜き価格の6.3%で、地方消費税は、税抜き価格の1.7%ということになります。
通常、「消費税は8%」というのは、この消費税6.3%と地方消費税1.7%をあわせて8%ということです。
地方消費税額の計算は、
地方消費税額=消費税額(100円未満切捨て)×17/63
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