資金繰り表とは？実績表と予定表のちがい
資金繰り表とは
資金不足をのりきるためには、過去の実績から反省と改善を加え予測をたてることにあります。資金繰り表には、過去の実績を表す、資金繰り実績表と、将来の資金繰りを明示する資金繰り予定表の２種類があります。
- 「資金繰り実績表」
反省と改善 資金の流れの実績を集計→大切！ - 「資金繰り予定表」
将来予測（数ヶ月先まで）
単に資金繰り表というときは、「資金繰り予定表」の方をさします。
これらは、会社の社長さんなど、融資を受けるときに銀行に対して窓口になる人が作りましょう。内容について説明を求められたときに、きちんと説明できなければ融資が受けられません。
>>資金繰り実績表の利用
>>資金繰り予定表の作成
資金繰り実績表からわかること
資金繰り実績表は、資金ショートの原因を探ることができますし、予算と比較することや、 経費関連の資金管理に有効です。
実際にどのように、キャッシュが動いているのかを把握するには、この資金繰り実績表が必要です。
資金繰り予定表からわかること
資金繰り実績表を参考に、資金繰り予定表を作成することで、
- 資金不足になる可能性
- 売掛金の回収状況
- 買掛金の支払予定
- 借入金の調達・返済状況
- 設備投資
- 貸付
などの状況が明確になり、経営者の考えなどがわかります。銀行など金融機関は、この資金繰り予定表を見ることで、「資金の今後の流れ」、「社長の計数管理能力」を判断します。
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