金融機関・銀行の種類と特徴
都市銀行、大手地銀の一部
中小企業に対する融資は、格付けや自動審査により機械的に行われています。ビジネスローンなどは、審査が下りるまでに2〜3日、融資実行まで1週間程度という速さです。
しかも、過去に融資などの取引がない場合や口座すら持っていない場合でも受け付けるところもあります。
ビジネスローンは金利などの条件は悪くなりますが、自動審査をパスできるぐらいの財務内容であれば、短期的な資金繰りの対策としては利用価値があるでしょう。
中小の地方銀行、信用金庫
中小企業に対して、企業内容や技術力を評価しようという姿勢が見られます。また、格付けシステムを導入していても、決算書以外の部分を評価してくれる場合もあります。
親密に長く付き合っていきたいのであれば、大手銀行よりは好感触が得られると思います。
デメリットとしては、若干金利が高いのと、銀行自体が破綻してしまう可能性があること、いろいろな商品を営業してくるのが煩わしいことです。
ノンバンク
高金利のところは問題外ですが、最近では無担保で運転資金を5%以下の金利で融資してくれるノンバンクもあります。
銀行とは違った特色のある融資商品を出しているところもあり、メインバンク以外として、金融取引の間口を広げる意味で活用するのも手です。
関連ページ(広告が含まれています)