月次試算表が節税の第1歩
1.月次試算表で先回りの節税対策を!
節税の第一歩は、月次試算表を作成することです。
月次試算表とは、帳簿をもとに、資産・負債・純資産・収益・費用の勘定科目ごとに分類し、月ごとに集計したものです。
法人税の計算は、その期の利益金額をもとに計算されます。
会社の数字の季節的な流れは、毎期それほど変化がないので、期中でも期末の最終的な利益をある程度予測することは可能です。それによって、残された期間で節税策を実行することが可能となるのです。
先回りして節税対策を行うと、期末ギリギリで行うよりも効果があります
2.月次試算表
勘定科目 | 前月繰越 | 当月借方合計 | 当月貸方合計 | 当月残高 |
資産勘定 | ||||
負債勘定 | ||||
純資産勘定 | ||||
収益勘定 | ||||
費用勘定 | ||||
合計 |
(注)前月繰越と当月残高は借方貸方別に集計します。
資産勘定科目:
前月繰越+当月借方合計(増加)-当月貸方合計(減少)=当月残高
負債勘定科目:
前月繰越+当月貸方合計(増加)-当月借方合計(減少)=当月残高
資本勘定科目:
前月繰越+当月貸方合計(増加)-当月借方合計(減少)=当月残高
収益勘定科目:
前月繰越+当月貸方合計(増加)-当月借方合計(減少)=当月残高
費用勘定科目:
前月繰越+当月借方合計(増加)-当月貸方合計(減少)=当月残高